「リトル大滝温泉」は、外も中も鮎釣り一色。玄関前の看板には囮鮎の文字、入り口脇にはその日の川の状況や釣果などを記した「釣情報」が掲げられています。雨で米代川が濁って釣りが出来ないお客さんのために、支流の情報まで書かれているのが泣かせます。
また館内には真空冷凍できる冷蔵庫があり、釣った鮎を新鮮な状態で持ち帰ることができます。(処理込み200円、自分で処理した場合100円)日の出から釣りたい方のために、朝食も早朝から対応してくれるとのこと(要事前予約)、まさにファンの気持ちを考えたサービスです。
極め付けは、川の流水をそのまま引き込んだ生簀。社長さん自らお客様から意見を聞いて工夫した結果のもので、水温が同じため囮鮎が元気がよく良い釣果をもたらすと評判のようです。
川の状態が悪くて釣れない時には、予約したお客様に逆キャンセルするという念の入り用、心底釣りファンを唸らせる宿です。