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File 4 元祖
秋田県栗駒国定公園 泥湯温泉小椋旅館 元祖 山の湯
 奥羽山脈の南、秋田・岩手・宮城県境の山深い温泉地泥湯(どろゆ)。三軒しかない静かな谷間の宿。
 泥湯温泉は秋田県湯沢市にあります。と、言っても山を越えると宮城県の鬼首(おにこうべ)、鳴子温泉というほど秋田県の中でも最南端に位置します。地図では仙台からも近いのですが、国定公園栗駒山の麓、とても山深い谷にあります。

 自家用車でさえ行き違えない狭い道路のお陰で、静かな山の温泉宿の風情が今も残されていました。3軒しかない温泉旅館の中でも「元祖 山の湯」の看板を掲げる「小椋旅館」の女将・小椋一七子さんを訪ねました。

 標高が1,000m近くあり紅葉が始まる季節で、しかも小雨が降る少し肌寒い中での取材となりましたが、道端や山のあちこちから蒸気が吹出している上、日帰りで入浴を楽しむお客さんの姿で「知る人ぞ知る」温泉地であることが解ります。

泉質はPh2.4の単純酸性泉。泉温89.7°でやや熱めですが、粘土色のお湯が湯冷めさせません。写真のほか、打たせ湯もあります。
粘土色のお湯 レトロな玄関
湯舟 木地山こけし こけし
 帳場の近くで見つけた地物の「あけび」。料理の添え物として使われるのでしょうか。器はかつて使われていた蕎麦を打つためのもの。残念ながら現在は蕎麦を打つことはないそうです。 あけび あけび  泥湯温泉のある木地山高原はこけしのふるさと。麓には漆器や仏壇で有名な川連(かわつら)があり、山の反対側には同じくこけしで有名な宮城県鳴子(なるご)があります。

 泥湯温泉は湯治場としては、560年ほどの歴史を誇るそうですが、小椋旅館さんは明治時代から続いており、現在で4代目とのこと。玄関のあやめの花の木彫りが先代の趣味を忍ばせます。外壁に雪除けの鈎があったため、冬の営業をお聞きしたところ、12月〜3月まで休館されているそうです。(他の宿は営業されているそうです) 地面は豊富な湯で雪が解けるので問題ないそうなのですが、3mを超す雪で壁が押されるためのものだそうです。

 とにかく静かな山の宿は、純朴にして質素。じっくり考えたい方にはお勧めの宿です。

川原毛地獄
 泥湯温泉より車で少し走ると、山と山の間から、急に灰色の溶岩ドームのようなものが立ちはだかります。これが恐山、立山と並び称される日本三大地獄?の「川原毛地獄」です。温泉地ではたまに見かける地質ですが、この下流は「三途川」がありますから、やはり一度は訪れてみて頂きたいと思います。
紅葉
泥湯温泉地図
■ 泥湯温泉小椋旅館のご案内 ■

JR奥羽本線湯沢駅下車、徒歩4分羽後交通湯沢駅前角停留所から泥湯温泉行きのバスで約1時間4分。但し5/1〜10/31まで。(お問合せ:羽後交通 湯沢(営)0183-73-1153)

車では、横手湯沢道路・湯沢I.C.から約50分。

1泊2食付き 7,500円〜
(税別、入湯税別)
宿泊者は24時間入浴可。入浴
のみは8時〜18時くらいまで。

入浴料 大 人 300円
小 人 200円

TEL. 0183-79-3035

※女将小椋一七子様、お忙しい中取材に応じて頂きましてありがとうございました。

※記載内容は平成15年に取材したものです。最新情報は施設に直接お問い合せください。