早速館主で10代目孫六の田口孫助さんに案内して頂きました。
気になる「孫六」とは屋号だそうで、温泉経営をされてからは4代目とのこと。冬は4mを超える雪に埋もれるものの、管理のために営業をしており、深山の温泉を守り続けるご苦労をお聞かせ頂きました。
風呂は川の中に鎮座する「亀石」を眺められる「石の湯」と、泉質の違う「唐子(からこ)の湯」。
源泉は4つあり、単純硫黄泉、ラジウム鉱泉などで、色や香りも違います。開放的な露天風呂、光りの柔らかい静かな内湯、うたせ湯などじっくり風情を楽しみたい温泉です。
紅葉のピークは10月10日頃10日間くらいだそうですが、露天風呂の上には色付き始めたナナカマドがあり、四季それぞれ楽しめるのは間違いなさそうです。
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